ポメラニアンってどんな犬?【 ポメラニアン・ブリーダーズ 】

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ポメラニアンってどんな犬?

ポメラニアンの魅力

ポメラニアンの子犬愛玩犬として依然人気トップクラスをキープしているポメラニアン。

ふわふわの毛糸玉のようなダブルコート、アーモンド型でまるで
ビー玉のように輝く瞳、背中でクルッとひと巻きのチャーミングな
しっぽと、ピンととがった耳。

生きたぬいぐるみ”を思わせるその容姿や、愛嬌たっぷりの
表情や仕草に、あなたも魅了された一人ではないでしょうか?

犬を飼うのが初めての方に、おすすめ犬種としてよく
名前があがるのもポメラニアンです。

日本では、今もジャパンケネルクラブ(JKC)の
登録数10位以内の人気犬種にあげられています。

小さいボディに似合わないそのプライドの高さも魅力のひとつで、
時にそのプライドは、番犬としての能力も発揮し、非常に利口な犬種だと言えます。

当初、ポメラニアンの毛色は、ホワイト一色しかありませんでした。
しかし、現在では改良が進められ、沢山の毛色の子が生まれてきました。

そのため、毛色の選択もポメラニアン選びの楽しみの一つだといえます。

また、面白い特徴の一つとしてあげられるのが、その毛色の変化です。

成長とともに7回ほど毛色を変える気質は
ポメラニアンの七変化」とも言われています。

●ポメラニアンの飼い易さはここにあります。

1. 食べる量が少なく、エサ代が少なくて済む。

2. 排泄物が少ない為、気になるニオイが少なくてすみ、室内環境にとても優しい。

3. ポメラニアンは室内での遊びで運動量を稼げる為、毎日のお散歩がとても簡単。

4. 「サモエド」を祖先に持つポメラニアンは小型犬の割には、
   比較的体が丈夫で健康だと言われています。

5. ポメラニアンはもともと毛量の豊富な犬種であるため、
  他のカット犬種に比べトリミングの回数が少なくても気になりません。

6. ポメラニンアンは表情豊かな犬種で、全身でストレートに喜怒哀楽を表現してくれます。
  感情が読み取りやすい犬種なので飼い主さんとの意思疎通もバッチリになれます。

7. ポメラニアンは頭もよく、教えたことを比較的早く理解出来ます。
  ペット初心者の方にもとてもしつけやすいワンちゃんです。

また、反対にポメラニアンにはマイナス点もいくつかあります。
飼い主に忠実な故に見知らぬ人にそっけない態度をとってしまうことや、
「無駄吠え」や「噛み癖」などが一部の人に好まれていない要因でもあります。

ですがこれらも、本来は“朗らかでお利口・飼い主に忠実”な犬種であるポメラニアンだからこそ、
飼い主さんによるきちんとしたしつけによって回避することは十分可能です。


ポメラニアンの歴史

ポメラニアンは紀元前3000年ほど前に、アイスランドやラップランドでソリ用犬として
活躍していた大型スピッツ族の犬種、サモエドが祖先だと言われています。

祖先であるスピッツは、体重が14キロ近くありますが、その後、現在のドイツ・ポーランドに
またがるポメラニア地方に持ち込まれてから徐々に小型化の動きが始まりました。

この地で多く飼育されていた事が、ポメラニアンの名前の由来とも言われています。

ポメラニアンは、1870年 イギリスケネルクラブ(EKC)によって認定され、1888年に、
イギリスのヴィクトリア女王がイタリアを旅行中、贈り物としてポメラニアンを受け取ったのち、
イギリスに持ち込んだことがきっかけで、一躍脚光を浴びることになります。

1900年にアメリカケネルクラブ(AKC)に認定されてからは、イギリス・アメリカの両国で、
さまざまな毛色のポメラニアンがドッグ・ショーに登場、会場を沸かせました。

その後、ヨーロッパ各地に渡ったポメラニアンは、さらに小型化への改良が活発化し、
スピッツ族の中では一番小さいサイズへと変化しました。

同時に容姿にもより上品な美しさを求められたことから、毛糸玉のような被毛が
さらに強調されるようになり、今日のポメラニアンのスタイルが完成されました。

そしてその頃にはそれまでの「使役犬」ではなく「愛玩犬」へと変わって行きました。

日本では、高度成長期の「座敷犬ブーム」で人気に火が付き、マルチーズ、ヨークシャーテリアと
並んで ”愛玩犬御三家”と呼ばれるほどになり、日本のペットブームの幕開けを飾りました。

 

ポメラニアンの被毛カラーとサイズ

●ポメラニアンの主な毛色(カラー)

ポメラニアンの被毛カラーはたくさんの種類があります。

ホワイト:当初からあるカラー。

クリーム:ホワイトの次に作り出されたカラー。オレンジが出来るまでは元も主流でした。

オレンジ:ポメラニアンの中で最もポピュラーなカラー。薄い褐色~明るい赤黄色まであります。

ブラック:1890年代のイギリスでもっとも主流だったカラー。
     現在も根強い人気があり、日本でも近年人気を集めています。

ブラック&タン:近年の注目カラーで、ブラックのコートに、目の上や口吻、胸、足などに
        はっきりとしたタン(褐色)が入っています。

チョコレート:繁殖が難しく、現在日本でもわずかしか存在しない、希少なカラーです。

オレンジセーブル:アンダーコートが濃いタン(褐色)で、オーバーコートが濃いオレンジ、
         毛先はブラックになっているカラー。オレンジと同様、人気が高いカラーです。

パーティーカラー:ホワイトベースに、1色または2色の明確な斑のあるカラー。


その他にも、ブラウン、レッド、ウルフセーブル、クリーム・セーブル、などがあるようです。
また、マールと記載のある毛色はスタンダードでは認められていません。

●ポメラニアンの大きさ(サイズ)

ポメラニアン規定サイズは体高21センチ前後とし、
サイズに相応しい体重であることを理想としています。

●ポメラニアンのカットについて

ポメラニアンは、その豊富な毛量から、様々なカット法でおしゃれを楽しむ方も多いと思います。
柴犬カット、ライオンカット、テディベアカットなどなど・・・カットしだいで本当に七変化しますよね。
よりポメラニアンの可愛さを引き立たせてくれるのが、このカットといっても過言ではありません。

しかし、こうしたカットを繰り返すことによって、
ポメラニアンの被毛が変化してしまう可能性があるのをご存知ですか?

ポメラニアンの中には、カットしてしまったことで、後毛が伸びなくなってしまう子もいるのです。
長く伸びなくなるだけでなく、異常に抜け落ちてしまったりすることも・・・。

カットしてしばらくは変わりがなくても、時間を置いてから抜けてくる場合や、
何度かカットを繰り返すうちにこうした状態になる子もいます。

原因ははっきりしていませんが、毛に含まれているホルモンが関係していると考えられています。

このような状況を招く可能性があることを考えて、むやみやたらにファッション目的で
カットを繰り返す事は避けた方がいいかもしれません。

アンダーラインをそろえる程度なら、あまり心配はないようです。
子犬の時期は、産毛から大人の被毛に生え変わる時期でもあり、抜け毛が非常に多くなります。

中には被毛がスカスカになってしまう子もいますが、
フルコートになるまでには2年ほどかかるものですので、心配は要りません。


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